榎本 剛 – Go Enomoto –

【パパママ必見】書道を習い事にするメリット(実体験)

 

今回は、意外と思われるであろう書道の一面を紹介しようと思います。
これからするお話は、

お子さんの習い事に書道を考えている親御さんにも、
参考にしていただけるものと思います。

 

 

書道はチーム戦!? 本来の稽古とは

 

皆さんは、書家という言葉を聞いた時に、

どのようなイメージを思い浮かべますか?

 

なんとなく、

白髪で長髪で後ろで結んでいて、

和服を着た仙人チックな見た目で、
山に篭ってひたすら筆を振り回しているイメージでしょうか。?(偏見)

 

 

さすがに山で隠居生活は現実的ではないものの、
なんとなく一匹狼なイメージではないでしょうか。

書道は1人で黙々と取り組むもの

という印象を持っていませんか?

 

しかしながら、実は書道には団体戦の一面があります。

なぜなら、書道は1人で取り組むよりも、
他者との集団の中で取り組む方が、

圧倒的に学びが多く、上達も早いのです。

 

書道においては、

確かに個人で黙々と取り組む時間も少なくないですし、

それはそれで必要な時間ではありますが、
作品を一つ書くにしても、

やはり自分の頭の中の引き出しだけでは限界があります。

 

そこでどうするかというと、

周りの人の作品を見て“盗む”わけです。

 

書道教室でよくある場面として、
生徒が自分たちの作品を持ち寄り、

先生に批評をお願いするときがあります。

 

その際、

自分の作品の批評を聞くのは当然ですが、
それで終わっていては、本来の書道稽古と呼べません。

 

先生が他の人の作品を批評するときにも、
それをしっかり見聞きして、

良いところは勿論、悪いところも知識として取り入れる

 

自分がまだ勉強していない字体や古典なども、

他の人が書いている作品を見て、先生の批評を聞くだけで、

その人の分も+αで勉強できるわけです。

規模の大きい教室なら、なおさら効果絶大ですね。

 

これが非常に重要であり、

これこそが書道を教室(団体)で習う最大のメリットです。

 

もちろん、生徒同士で直接コミュニケーションを取って、

互いにアドバイスし合うこともありますし、

大人の生徒さんが、子どもの生徒さんに指導している教室もあります。

 

これは別に先生がサボっているわけではなく、

子どもへの指導が、その大人の生徒さんの勉強になるのです。

 

皆さんもよく経験があると思いますが、

他人に何かを説明する時って、かなり頭を使いますよね?

 

ましてや、子どもに何かを説明するとなれば、

極力簡単な言葉を選ぶ必要があるわけです。

 

そうする中で、教える側にも新たな発見があるので、

自分の上達に繋がっていくわけですね。

 

 

書道教室は一つの社会

 

一般的な書道教室には、

子どもからお年寄りまで老若男女幅広い生徒が集います。

 

ということは、

当然ながら各々の生徒が持つバックグラウンドも多種多様です。

 

子どもであれば、地元の学校に通う子がいれば、
遠くの学校まで電車通学している子もいますし、
大人であれば、仕事一つとっても、様々な業界・職種の方がいるでしょう。

つまり、書道教室という一つの小さな“社会”がそこにあるわけです。

 

 

冒頭で少し触れましたが、
子どもが書道を習う最大のメリットは、この点にあると考えています。

毎日自宅と学校を行き来するだけでは、

なかなか出会うことの無い大人たちとの出会いにより、
もしかしたら将来やりたいことが、

そこで見つかるかもしれません。

 

 

書家|榎本剛のターニングポイント

 

僭越ながら、

自身の経験から少しお話ししておきますと、

僕が書道を始めた地元の書道教室にも、

子どもからお年寄りまで様々な方が来ていました。

 

初めの頃は、

同じ学校に通う同級生とワイワイ喋りながら

楽しく書いているだけでしたが、
何年か経って、少し気持ちが大人に近づき、

「もっと上手くなりたい、早く上手くなりたい」

というような意欲が強くなってきました。

 

そんなある日、

教室の壁に飾られている【大人の部】の作品に、

ふと目が止まりました。

 

「早く大人みたいになるには、これを書けば良いんだな。」

 

当時は小学生でしたので、

学校で習っていない漢字もありましたが、
とりあえず見よう見まねで、半紙に五文字の漢字を並べてみました。

 

それからは毎月、

自分の学年の課題と並行して、一般部の課題も練習するようになりました。

今振り返ると、

この何気なく始めた習慣が

自分の技量を向上させた大きなターニングポイント

の一つだと思えます。

 

 

まとめ

 

今回の記事で伝えたいことは、

同じコミュニティの中に自分の目標となる人がいて
その人から技を盗んで、

自分の技能向上に繋げられる環境は、
お子さんを成長に導く好環境だということです。

 

もちろん、これは書道に限らず、

他の習い事や部活動などにも同じことが言えると思います。

 

このような経験を、

子どもの時から積み重ねていくことで、
一生モノになる確かな技を身につけることが出来ると思います。

 

今回はこのあたりにしておきます。

それではまた。

 

この記事を書いた人

書家|榎本剛

1995年1月東京都大田区生まれ。
8歳で書道を始め、26歳で師範資格を取得。
同年、改組新第8回日展に初出品し即入選。
「本格の書道を、誰にでも分かりやすく」を信念に活動しております。
YouTubeチャンネル「書家・榎本剛 GO ENOMOTO」運営

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榎本 剛 – Go Enomoto –

8歳から書道を継続して20年以上、
26歳で師範資格を取得
改組新第8回日展に初出品し入選
文字をキレイに格好良く書きたい人のために、
今日から使える書き方Tipsを発信しています
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